シンポジウム「没後100年渡辺省亭とその時代―日仏近代美術の黎明―」開催のご案内

2017-02-23


渡辺省亭展実行委員会、日仏会館より下記のイベントのご案内をいただきました。
同シンポジウムは、本学会が後援し、学会員の佐藤道信会員(東京芸術大学教授)、岡部昌幸会員(帝京大学教授)、植田彩芳子会員(京都府文化博物館学芸員)が登壇します。

*内容のお問合せ等は日仏会館または岡部会員までご連絡いただくようお願いいたします。


☆シンポジウム「没後100年渡辺省亭とその時代―日仏近代美術の黎明―」☆

開催趣旨:

渡辺省亭(嘉永4年―大正7年、18521918 年)は、日本画家、装飾美術家、版画家、雑誌出版者として幕末から大正初めまで、日本近代社会の揺籃期に美術にとどまらず、産業、文化全体のなかで革新的活動をなし、影響を与えた人物でした。また、明治11年(1878年)、
パリ万国博覧会に出品した工芸図案で銅牌を獲得し、日本最初の輸出国策会社・起立工商会社の社員として、林忠正などとともに、パリに派遣され、フランスに渡った最初の日本画家でした。パリでは、ドガやマネ、デ・ニッティスなど印象派の画家たちの前で、日本画制作の実演をし、交流をしました。花鳥画を描く、その技法と、芸術精神、美意識は、フランス美術界にも影響を与え、ジャポニスムの契機の一つとなり、日仏美術交流の黎明期に重要な足跡を残しました。帰国後は、滞仏中に学んだ西洋の写実を取り入れた新様式により作品を描き、迎賓館の装飾に当たり、啓蒙のための美術雑誌を発行、挿絵に裸婦を描き、美の概念を広く社会に問いかけました。伝統を受け継ぎながら、清新な美意識は、鏑木清方、竹内栖鳳らに近代日本美術史に流れていきます。長らく、忘却されていましたが、近年、研究と再評価が急速に進みました。201742日に100回忌を迎えることを記念して、初めて、その芸術と功績を振り返るシンポジウムを開催いたします。

日時:2017310()17:0020:30
会場:シンポジウム 日仏会館ホール(恵比寿)
   展示     日仏会館ギャラリー(39日~11)
主催:渡辺省亭展実行委員会、日仏会館
後援:ジャポニスム学会、日仏美術学会、日本フェノロサ学会
プログラム:
17:0017:05 フランス事務所長挨拶(予定)
【第1セッション 渡辺省亭の基礎研究】
司会              植田彩芳子(京都府文化博物館学芸員)
17:0517:20 「渡辺省亭の生涯と作品」
17:2017:55 「渡辺省亭と日仏美術の黎明」 
岡部昌幸(帝京大学教授)

17:5518:05  休憩


18:0518:40 「省亭の歴史画―師・容斎を越えて」    
塩谷純(東京文化財研究所近・現代視覚芸術研究室長) 

18:4019:00  コーヒーブレイク

【第2セッション パネル・ディスカッション 渡辺省亭再評価へ】
19:0020:30 モデレーター        岡部昌幸
パネリスト
 佐藤道信(東京芸術大学教授) 
山下裕二(明治学院大学教授・山種美術館顧問) 
野地耕一郎(泉屋博古分館館長) 
塩谷純
コメンテーター
荒屋鋪透(ポーラ美術館前館長)
三浦篤(東京大学教授、日仏会館理事)
岩切信一郎(美術史家)
古田亮(東京芸術大学大学博物館准教授)


☆参加ご希望の方は日仏会館のホームページからお申込みください

 
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